ワンツーワークス「蠅の王」

今日は久しぶりに、ダンナと芝居デート。
ワンツーワークス(元・一跡二跳)の舞台を吉祥寺まで見に行きました。


ウィリアム・ゴールディングの小説「蠅の王」を、演出の古城さんが現代に沿う内容に脚本化したものでした。
本来は、少年たちが無人島に流れ着き、新天地でパラダイスを満喫しようとしたはずが、その中でだんだん人間の「獣性」が目覚め始め、少年同士が戦いあう・・・みたいな内容らしいのですが、今回はそれを「会社」という場所に置き換え、いろいろな課から新プロジェクトとして集められた人たちが、その中でのいじめとか、セクハラとか、強制リストラとかがあって、そんな中で人間はどうして「闘争本能」を持ってしまうのか、って話でした。

えーと、ぶっちゃけますと、最初の30分くらいは寝てしまって(爆)よく覚えてないんですけど、人を陥れるのって簡単なんだな、とか、人間も獣の一種だと言いたかったのか、ずいぶんと精巧な豚の顔の被り物を舞台中に被ったりとかしてて、

そんな古城さんの演出が大好きだ

と再認識しました(笑)。

古城さんは脚本も書きますけど、団員が一定しているので、だいたいいつも同じ人が同じようなキャラをやるんですよね(アテガキしてるのかな)。

一度で良いから見てみたい、重藤さんの良い人役(copyright 歌丸)

重藤さん、いっつも憎まれ役なんだもーん!ほんとはきっと優しい人なのよ、きっと(笑)。

てなわけで、私もダンナも気に入る、唯一の劇団です。

今日は早めに出て、もちろんラーメン食べてきました。吉祥寺といえばラーメン激戦区だもの。
野方ホープのラーメン
野方ホープへ行きました。
最初は「春木屋」へ行ったのですが、なんと臨時休業。ふざけるなーと野方ホープへ行ったのですが、とってもおいしかったです。
手前が、私が頼んだ冬季限定坦坦麺。奥がダンナの肉ラーメン。どっちもとてもおいしかったです。また行きたい(でも吉祥寺遠い)。

それから、今日は成人式ですね。
10人くらい振袖の女の子見ました。

後ろのおはしょりちゃんとやってやれよ
と思う着付けの女の子が多くいました・・・(振袖って、帯結びがすっごい上になるから、後ろのおはしょり丸見えなんだよね)。

こんなさむーい日の成人式、着たこともない着物でさぞかし寒かったでしょうね~。
私も今日、暑いからめったに着ない毛皮(うさぎ)着たもん。よく毛が抜ける安物です・・・。