新・幕末純情伝

つかこうへい1周忌追悼公演とのことで上演されてる「新・幕末純情伝」。
台風直撃の東京へ芝居見に行くなんて無謀とは思いつつ、久しぶりの銀ちゃん(山崎銀之丞)の舞台見たいなぁと、あと桂小五郎を演じる吉田君も久しぶりに見たいなぁと、暴風の中見に行ってきました。

だって席も前から2列目のドセンターだったし。

いやぁ、台風おして見に行って良かった!!

今まで見たつか舞台で最高傑作かもしれないという、素晴らしい舞台でした。

時間が許すならあと1回見に行きたいくらい、というか今日夜公演があったら(台風で止まった電車が動くまでの)時間つぶしで連続で見てもいいと思うほどいい舞台でした。

つかちゃんの舞台って、だいたいいつも似たような内容で(笑)、下ネタ半分と、望郷の想いとか、日本を憂う気持ちとか、なんで勝海舟が岩倉具視(だっけ?帝だったっけ)に尻穴貸すのが大政奉還になるのかとか(笑)、そういう喜怒哀楽がジェットコースターのように行ったり来たりする舞台なのですが、今回は舞台が悲しくなれば泣き、土方さんの台詞に笑い(私は土方と申します。ドカタと書いて土方です とか)すっぽりとつかワールドに入り込めて、ほんとにすばらしい舞台でした。

やっぱり特筆すべきは杏ちゃんなのだろうなー。

今までつか舞台で見たどの女優よりもすごかった。
自分をあそこまで追い詰め、「綺麗に見せること」をしない女優を初めて見た。

小西真奈美ちゃんも頑張ってると思ってたし、平栗あつみさんとかもかっこいいとは思ってたけどやっぱり「美しくみせること」は決して捨ててなかったと思うんですよね、女優として。

けど杏ちゃんは違った。
この子ほんとにすごいと思った。つかさんに演出つけられてたらどこまでいけたんだろうと思うくらいでした。

銀ちゃん、かっこよかった(笑)。
TVドラマで見ると老けたなぁなどと思うこともあったけど(爆)舞台に出ると20年前に見た銀ちゃんと一緒だったよ。銀ちゃんの土方はかっこよくもありカッコ悪くもあり、安心して見られました。

吉田君の桂小五郎。
吉田君はおっさんになったなー(爆)と思いました。
でも、今回の演出のいう通りの桂小五郎演じられてたよ、良かった!

そして予想外に良かったのが(失礼)
坂本龍馬演じた馬場君と、以蔵演じた和田君。なんとかボーイズとかいうグループにいたらしく、よく知らない私は「またジャニーズ崩れか」なんて思ってたのですが、二人ともつか色に染まり切ってて、うまかった。

龍馬さん、「ペニシリン」を噛んでて言えてなかったけどさ(笑)。

以蔵は人斬りだからどれだけ殺陣できるんだろうと(しかも殺陣初挑戦だという)心配してたのですが、運動神経いいんだろうなー、JACとそこそこ互角だったよ。アフロ以蔵もなかなかでした。

最後に、演出の杉田さん。あんたサイコー!!(笑)
ぶっちゃけ、私は岡村演出よりずっといいと思う。

まあ、パルコ劇場は個人的に役者の息遣いを聞くには最高の劇場だと思ってるからね…。

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