法律の専門学校が無断引用て

今日は、お世話になってるデザイナーの先生が白内障で入院している病院へお見舞いに。
つーか、お見舞いに行く予定ではなかったのですが、たまたま出先の近くの病院に入院してるからお見舞いしてきて、と旦那から電話がかかってきたのです。
もともと、その近辺へ行く予定もなかったのに、たまたま「あの店で欲しいもの売ってるかな」と予定外に足を伸ばした先に行ってのデキゴトだったので、まるで先生が見舞いに来いといわんばかりのデキゴトだったなーと思いました。

で、

今日はこんなニュースがあったので思わず引用。

<無断引用>我妻氏「民法」を大原学園が教材に 遺族が提訴

1月7日20時9分配信 毎日新聞
 民法学者の我妻栄(わがつまさかえ)氏(故人)らが執筆した解説書「民法」を、司法書士試験受験生向けの講座テキストに無断引用したとして、我妻氏の遺族らが、テキストを作成した学校法人「大原学園」(東京都千代田区)などに約1940万円の賠償と謝罪広告を求め東京地裁に提訴していたことが分かった。

 全3巻の「民法」は54年に出版され、法学生の入門書として広く使われている。

 提訴は09年12月18日付。訴状などによると、大原学園は06年以降、講座に使う「民法テキスト1、2」に、「民法」第1巻の約3分の2を無断引用しており、遺族が引き継いだ著作権を侵害し、故人の名誉を傷付けたと主張している。

 大原学園は「無断引用は事実。今後、弁護士と相談の上、誠意を持って対応していきたい」と話している。【伊藤一郎】

法学部を出た人なら知っているであろう、我妻栄の名前を見て、懐かしさを覚えました(笑)。

確かに民法は条文が多くて(980とかなかったっけ)しかも大半がカタカナだったので慣れないと読めません。それを、簡潔に3冊の本にまとめてあって、大学時代は結構お世話になりました。

ところで、今も法学部生はあの重たい六法を持って歩いているんでしょうか。
今はPCもあるし、PDAやケータイでも条文を簡単に引けるんじゃないかなーって思うので、あんな重たいもの持って歩かなくて済んでるのかなあって思い出に浸ってしまいました(笑)。

しかし、大原学園何やってるんだか(爆)。著作権とか教えるのがあんたらの仕事だろうになあ。
きっと「あーめんどくせーこのまんま乗せちゃえ」って感覚でテキストコピーしちゃったんだろうな。

カテゴリ:デキゴト2010