フィギュア・グランプリファイナル名古屋2025（3）観戦２

2025/12/11

フィギュアスケート現地観戦すると、必ずと言っていいほど身体が（特に肩が）ガッチガチに凝ります。同じ姿勢で６～７時間いるからねぇ…。

試合始まるまでの過ごし方（スルー推奨どうでもよいし）

今回泊まったアパホテルには人工温泉大浴場があるので、身体を伸ばしてお風呂に入れるのはとても有難かったです。ちなみに、「左利き用洗い場」が1コーナーありまして、シャワーやごみ箱の位置などが左利き向けになっていました。

左利きの自分にはとても有難い！！アパってこういうところが面白いなと思います。ええ、もちろん利用しましたとも。快適でした。テレビで混雑状況がリアルタイムで分かるしね、ほんとアパって面白い（2回目）。

また、土曜日は（グランプリファイナルの影響か）ホテルが満員御礼で、大入り袋ならぬ大入りカレー（アパカレー）が1人一箱ふるまわれ、私も一箱もらいました。ほんとアパって面白（3回目）。

…温まってだいぶコリがほぐれたところで頑張って仕事した後、近くのチョコザップのマッサージチェアを予約して、40分たっぷり肩をもみほぐしました。

運動では全然利用しないチョコザップですが、ネイルとか脱毛とかマッサージチェアはそこそこ利用しています（笑）全国どこでも利用できるのはありがたいです。

おかげで、すっかり肩も軽くなり、観戦も気合入れて見られました。

今日はジャッジ側のプレミアム席で、選手出入口の真後ろ。いろいろなドラマがここでも生まれるので、結構楽しい席です（個人的に、選手出入口後ろの席になること多い）

IGアリーナから名古屋城ちょっと見えた行く暇なかったなー。

本日のスケジュール 3日目【12月6日（土）】

15:00 ～　ジュニアペア（フリースケーティング）
16:18 ～　ジュニアアイスダンス（フリーダンス）
17:35 ～　アイスダンス（フリーダンス）

表彰式（アイスダンス・ジュニアペア・ジュニアアイスダンス）

20:00 ～　男子シングル（フリースケーティング）
21:14 ～　女子シングル（フリースケーティング）

表彰式（女子シングル・男子シングル）

※22:30頃終了予定

観戦雑感（思い出したらまた追加するかも）

なんだかんだで疲れているので（※ただのトシです）ジュニアペア前半3組は見ず、4組目から。幸か不幸か隣の席が空席だったので、わりとゆったり見られました。国旗もバナーも振ることができました。

アイスダンス（フリーダンス）雑感

正直、ロロ・ギヨームのカップル（フルシゼ）見たさに今回遠征したと言ってもいいくらい、このカップルのアイスダンス見たかったんです！

4年前大阪でのグランプリファイナルに、ネイサンもパパシゼも出ることが決まっていたため初めての遠征に行こうとチケットを取ったもののコロナであえなく中止。ネイサンの競技演技を生で見ることなく終わってしまったのが返す返すも残念。その後、北京五輪で金メダルを取ったパパシゼ、ネイサンは引退し、もう見ることはかなわないなーと思っていたところに、カナダのローレンス（ロロ）とカップルを組み復帰してきたギヨーム。

本当にギヨームの演技を生で見られて良かった！！！これでもかこれでもか！！と迫りくる二人の水中でたわむれるクジラに途中から涙がこらえられませんでしたなんなんだこの二人は！！
他のカップルのように派手なリフトはないのですが、一番重力無視したリフトしているのは明らかにロロシゼだと私は思っている。本当にアイスダンスのすべてが詰め込まれた演技でした…。

もし、ロロが演技中転ばなければ（リンクインするときに転倒してたので気にはなってたらまさか本番でも）リフトが長すぎなければもしかしたら優勝だったかもしれない（プロトコルを見るとロロシゼが技術点1位なんだよな）スポーツの世界にタラレバはだめだけど、そう思いたくなるほど素晴らしかった。

ぶっちゃけ、アイスダンスの上位カップルはいつも素晴らしすぎる演技なので、4位のライラルイスカップルあたりから感動の連続で情緒がおかしくなってきており、アイスダンスはカテゴリ最後にしたほうがいいんじゃね？と思うくらい、みなスバラシイ演技でした。

男子フリー雑感

もう、なんも言えねぇ！！って北島康介の名言が出るくらい怒涛の渾身の演技の連続で、ともかく涙止まらない状態ｗ。4Lzジャンパーが6人中5人？！（グラスル、シャイドロフ、アダムシャオ、佐藤駿、マリニン）というとんでもねぇメンバーでお送りする男子フリー。

グラスルくん、今シーズンで一番良かったのでは。
2月のオリンピックはイタリア開催なのに、どのイタリア選手もどーにも波に乗れてない感じがあったけど、これなら1枠はグラスル君に決まるのでは。
シャイドロフくん、何かどっか合わない感じが続いてるな、と。靴か怪我か…？
アダム、今日は「よいアダム」になりそう！っていいジャンプ跳んでたのに、衣装を変えるためにシャツをぺろっとめくった後のジャンプ、ほぼ失敗してましたｗｗｗシャツめくらないほうがよいｗｗ
マリニン君、やってくれました。7本の4回転ジャンプ、史上初の成功。もうね、4回転跳ぶたびキャーーーー！ってなってたのに、4ルッツとか4ループ跳んでるのに、回転軸のブレなさと素早さで3回転にしか見えないのか歓声が少なくなるというｗ
本当に圧倒的でした。神でした。ショートで14点差つけられようとも（1位ゆまちと3位マリニンくんのSP点差）、フリーで30点差をつけて勝てるという、まさに「絶望」とはマリニンくんのことではないか…。
4回転を多数跳ぶからスケーティングのスピードが前より落ちてるな、とは思うのですが、それがどうしたといわんばかりの美ジャンプでした。もう言葉がないですマジで。
そんなマリニンくんの次に滑るのが駿君。
ISU主催の世界大会なので、リンクへの投げ込みOKでした。マリニンくんへの投げ込みとそれを拾うフラワーガールやボーイがリンク内を行き来し、観客の興奮冷めやらぬ異様な大歓声の中、リンク内で下を向いてじっと精神統一している駿くんがこれまた素晴らしかった。
この時「マリニンは別」って思っていたそうで、普通ならあの歓声だけでもメンタル削られるのに、駿くん…本当にメンタル成長したなと、また涙目にｗなりました。かっこいい日本のもののふだ！！
冒頭の4ルッツをばしっと決めたとき、また大歓声で空気が一変。これだからフィギュアスケート観戦止められないのよ！
5人の4ルッツジャンパーのなか、ひとり4サルコーと4トゥで戦うゆまち。PCSはもっと倍くらいくれてもいいんじゃね、と思うくらい「体で音楽を表現すること」が誰よりも素晴らしかった（事実、PCSはフリー1位）。
4T3T行くところが4T2Tになって、あ～昌磨さんと一緒ｗなどと思ったり。
マリニンくんと30点差つけられたことで、また4フリップ投入するかという話になっているみたいですが、果たして。今から投入して間に合うのか、加点がつく4フリップに持っていけるのか、という心配もあるのですが、30点差を何とか埋めるなら4回転2種じゃ難しいんだよね…。
ただ今回フリーは4位だったけど、総合で2位になるので、ショートもフリーも完璧で揃えたらトップになれるのかな？