鳥獣戯画とくろまめ茶論

お誘いいただきまして、お着物にて遊びに行ってきました~。

またしても東横線が、ドア点検だか何だかで遅延してしまい、約束の時間に5分ほど遅れて到着。相変わらずすみませんです。ほんと、遅延何とかして。

まず、渋谷のTSUTAYAにあるレストランで皆さんとランチ。

ランチ

これはメインディッシュ(クロカジキのソテーとやら)。これに、惣菜やスープが食べ放題のビュッフェでした。
美味しかったんだけど塩辛くてね、大量に食べさせない作戦なのだろうか(笑)。

もちろんデザートも付いてます。おいしゅうございました。

デザート

腹ごなし後は、月1開催のリサイクルお着物店「くろまめ茶論」へ。先日、泥大島買ったところです(結局暑くて着てません。秋までのお楽しみです)。

向かう途中、ロケ中のオードリーの春日に遭遇。「意外と小っちゃいのね」は同行のYさん。うん、思ったより小っちゃかった(笑)。
前に芝公園のスタジオで南海キャンディーズの山ちゃんを生で見たことがありますが、山ちゃんは背が高くてカッコ良かったよ!
しかし二人とも芸能人だな、オーラすごいわ。
(ちなみに、スタッフさんが写真撮影禁止の札を持っていたので、写真は撮れませんでした)

今日は何も買わないわーと思ったのですが、お手頃ワンコインで可愛らしいものを見つけたのでお買い上げしました。

戦利品

正絹らしきレンガ色の半幅帯と、分かりにくいですが、すっごい透ける紗(これも正絹)。
透ける紗はこれと同じデザインでピンクを持っています(下記写真)。なかなか着る機会がなくて1度も着てないんですけどね(夏は暑いし)。

ピンクの紗

500円だからまあいいかって感じです。これの時の襦袢て、普通に真っ白な襦袢でいいのかなー(麻100%の襦袢と、ポリの白しか持ってない)。

しばらく茶論でしゃべり倒して(YさんとKさんのどちらが方向音痴が酷いか、という…(笑))15時過ぎに上野へ。

国宝 鳥獣戯画を見に行きました。が、相変わらず大人気で、一番人気の鳥獣戯画「甲巻」は最長160分待ちという長蛇の列になっており、断念。これでも日曜の夕方なら空くだろうと狙って行ったんですけどねー。某ランドのアトラクション待ちみたいでした。

でも、鳥獣戯画その他の「乙丙丁」巻は待つことなく見られたし、甲巻から抜粋された一部も見られたし、なかなか楽しかったです。可愛かった。

私が心に残ったのは義湘(ぎしょう)と善妙(ぜんみょう)のお話を書いた絵巻物。

義湘は美男子のお坊さん。修行の為に唐に留学します。
托鉢に来た義湘に、留学先の港町に住む善妙(美女)は一目ぼれ。だけど義湘、カタブツだから(笑)「私などに興味を持たずに仏の道に興味を持ちなさい」と諭し、純粋(?)な善妙は素直にその道を勉強します。

義湘のために仏具を用意する善妙。しかしそんなことは知らない義湘、修行を終えて自分の国(新羅)へ帰ってしまいます。

嘆き悲しむ善妙、仏具を海へ投げ捨て、自分も海へ身投げ。
そして龍に化け、義湘の舟が転覆しないよう寄り添いながら泳いで行きます。

義湘が無事国へ帰ると、善妙は今度は石になり、ずっと義湘のそばにいるのでした……。

という絵巻物でした。なんかいいよねーこういうゲームあったらやりたい(笑)。

ちなみにイヤホンガイドは佐々木蔵之介がしゃべっています。ゆっくり聞きながら見る時間があれば聞いてみたい(蔵之介の声は好きだ)。

しかし、こういう絵巻や鳥獣戯画を誰が描いたのか、何の為に描いたのか分からないっていうのが(描かせたのは明恵上人のようですが)、またミステリアスで面白いですね。

うしろすがた

左端が自分。先日着物でお会いしたMさんが締めてた角出しがかっこよかったので、私も角出しにしてみました。合ってるか分からんけど。
暑いので綿紬の単で。

皆様のよそおい

夕暮れの国立博物館前にて、皆様の装い。(Pちゃんは「甲巻」見る!と並んでおり、そこで解散。がんばれPちゃん)

私も、平日の空いてそうなときに、もう一度「甲巻」にチャレンジしてみるか、と思いますが果たして(平日でも90分待ちとかだしねぇ)。

ひととおり見終わり、上野駅で解散。私は「のもの」で晩御飯買って帰宅しました。ままどぉるが買えただけで嬉しい(笑)。

今日も1日楽しゅうございました

カテゴリ:お着物着ようよ