グランプリシリーズNHK杯2024 その2 試合

2024/11/09

去年のトラウマが残るNHK杯、今年はあんなことになりませんようにと祈りつつ観戦。

会場

今年は原宿の代々木競技場第一体育館でした。特徴的な釣り天井よね、いつ見ても。

注意事項いろいろ。他の国では撮影・プレゼント投げ込みOKなところもあるけど日本は禁止です！

毎日、キッチンカーもいくつか出ていました。なんだかんだで買い損ねたな…。

今年は変なジャッジにならなくてよかった！

試合ごとに基準を変えないでくれマジで。なんなのISUって。しかも「おかしかった」ことに誰も何も説明してくれない…そんなジャッジあるかっ！

女子シングルはJapan独壇場

去年のNHK杯は、ジャッジが異常なくらいジャンプ認定が厳しく、誰もかれもがキスクラでお通夜状態だったこともあり、今年は絶対そんなことないように！と祈っておりました。

しかし、ふたを開けてみれば今年は逆にシーズンベストを出す選手がたくさんおり、変なジャッジがいなくてほんとに良かったです。いい試合だったと思います。

NHK杯フィギュア女子シングル競技が終了しました
優勝は坂本花織選手
2位は千葉百音選手
3位は青木祐奈選手
詳しい結果はこちらhttps://t.co/lzbKtKv3U9
明日はエキシビションが行われます！#フィギュアスケート #GPFigure #NHK杯フィギュア #坂本花織 #千葉百音 #青木祐奈 pic.twitter.com/DfzB5dufLS

— NHK Trophy / NHK杯フィギュア (@NHKTrophyFigure) November 9, 2024

特に女子はカナダ大会に続いて日本女子3名が表彰台独占でした。花織ちゃんや百音ちゃんは上位に来るだろうと思ってましたが、青木祐奈ちゃんまでが台乗りするとは！

高橋大輔プロデュースの「滑走屋」にスカウトされただけあって天性のものは持っているから、それが磨かれてこのNHK杯で真価を発揮できたんだろうなと思いました。

去年もNHK杯で祐奈ちゃん見てますが、あの時の悔しさを晴らすことができただろうし、本当に良かった！

優勝した花織ちゃんの「シカゴ」あの振り付けすごいな。全身休む暇もなく常にどこか動いているまさにダンサー。最後は体力切れでポーズが決まらなかったけど、あれは滑り込んで行ったら名作になるプログラムで決定ですね。

（グランプリファイナルは、6人中5人が日本選手という快挙！を達成）

男子シングルは悲哀こもごも

実は一番感動したのは、アメリカの樋渡知樹くん。いつも特にFSで崩れてしまい下位に沈んでしまうのですが、今年は違った！FSで見た目はノーミスの演技で、演技後に感情爆発！させてたのが本当に良かった～！

あまりハマコーは好きじゃないけど、未開発？の選手を向上させる能力はあるんだよなー。樋渡くんほんと良かった。

【速報動画！地上波(総合)でLIVE中】#NHK杯フィギュア⛸
男子シングル・フリー
樋渡知樹（USA)
計 226.38点 / 1位（2人終了時）
７つのジャンプをすべておりて
大歓声のフィニッシュ

スマホで見る！ネット配信NHKプラスhttps://t.co/RWESqB8GTP pic.twitter.com/wTq6kWclG5

— NHKスポーツ (@nhk_sports) November 9, 2024

一方で、ワシの推し佳生くん。SPでは自身初の100点越え！FSでは足のケガ（太もも？股関節？に怪我をしているそうです）の影響か11位に沈んでしまい、総合6位でした。
SPで喜び涙ぐむ佳生くんには盛大な声援と拍手、FSでは佳生くんのがっかりする表情と悔しさとに、会場中が惜しみない拍手をずっと送っていました。あそこにいたおばはん（自分含む）は、全員佳生くんのオカンになっていたと思うｗ佳生くんファン、ますます増えたんじゃないかしら。

◆速報記事◆【スケート部（フィギュア部門）】

（男子）三浦２位発進　自己ベスト更新で初のＳＰ100点超えにガッツポーズ／ＧＰシリーズＮＨＫ杯
（写真：得点に喜ぶ三浦）https://t.co/VUgWoE9IWL #三浦佳生 #や明N1 #フィギュアスケート #figureskating #meiji #nhktrophy #NHK杯 #KaoMiura

— 明大スポーツ新聞部 (@meisupo) November 9, 2024

その他の選手たちも本当に良い演技過ぎて！特に壷井のたっちゃん！（壷井達也選手）、果敢に4Fに挑んだゆまち！（惜しくも転倒、しかしその後のスケーティングは圧巻の鍵山優真選手）、本調子取り戻したら怖いグラスルくん（イタリア。エテリから離れてすっきり）

来るはずだったジュンファンやヘインが見られなかったのは残念ですが、アリサやブレイディ、クラコワちゃんララナキちゃん、フランジパニくんマッテオくんなど普段見られない外国選手が見られて眼福でした。

ペア競技が充実してきた！

しかし、かなだい、りくりゅうのおかげですが、日本のペア競技にも選手が増えてきて、こんな嬉しいことはない！！！です。（全日本には、アイスダンス4カップル、ペア4組が出るんですよ！！！）

ペアはジョージアのアナ・ルカ（実際にはメチョベルペアと呼ばれていますが、なぜか自分はアナルカのほうがしっくりくるｗｗアナスタシア・メチョルキナ&ルカ・ベルラワ）が優勝。りくりゅうはFSで溝にハマってスピンが途中で止まるアクシデントがあって、会場中が「えっ」って言ってました。

試合後の控えエリア？の璃来ちゃんがめちゃくちゃ悔しそう。アクシデントで銀メダルはやっぱり悔しいよね…ほんとこのペアは璃来ちゃんが引っ張ってるなって思います。

アイスダンスは相変わらずの、チョクベイのすさまじさ

近くで見ると分かるけど、ベイツさんがチョックさん持ち上げる時、全然重みのない綿を持ち上げるような滑らかな動きなんですよね。普通、40キロもあるもの持ち上げようとしたら、よいしょって力が入ると思うんだけど（ほかの選手はよくある）それが全くない。下ろす時も同じ。彼らだけ重力がないところで滑っているようです。

アイスダンスは序列が厳しいので、そう簡単に上位に食い込めないのですが、チョクベイを脅かす存在が出てきて欲しい！できれば日本のカップル！！