ここ数年、地上波での放送がほぼなくなっているフィギュアスケートグランプリシリーズ。
シングル以外の日本人以外の試合見たけりゃ配信買え、という姿勢のテレ朝に腹が立つwのと、たとえ配信買っても時差で夜中の試合が多く、もう時差ボケに耐えられないおばさんなのでww最近は地上波録画したのをあとでまとめて見るに留めています。
今年は特に、ファンである阪神タイガースが優勝・日本シリーズ進出したためプロ野球優先で、グランプリシリーズの試合追っかけてる時間なかったww阪神の日本一が決まってからNHK杯まで約2週間。撮りためたフィギュアの試合を見まくりました
りをんちゃんの4T、花織ちゃんの突き抜けたフリー(甥っ子姪っ子効果)、駿くんの芸術的4Lz、ぶっ飛ばし佳生くん、今期難しそうなプログラムに挑む友野くんなど、見所はいっぱいありましたね。
ぶっちゃけ、NHK杯はテロ朝と違って全選手、しかもリアルタイム放送してくれるのであえて現地へ行かなくても、テレビ観戦でもいいと思ったんですが…大阪だし、行きやすいし、見やすい会場だし…あと何回現地行かれるか分からないからね…行くことにしました。
WDの選手がやたら多かったNHK杯
ペアのりくりゅうをはじめ、ジュンファンも、なんだか知らんが数多くの選手がWDになり、当初の出場選手とはだいぶ顔ぶれが変わっていました。
舞依ちゃんも痛い足首を押して出場だったし(無理しなくていいんだが…本人が出たかったのか)今年のNHK杯は何かあるのか…(あったんだな、これがwww)。
やはりスポーツは現地観戦が一番!
野球見ていても思うけど、スポーツは現地観戦可能ならやはり生が一番いいです。用もない内容もない解説は実況と共に黙っていてくれないかしらと毎回毎回思うww(副音声は会場音のみにしろと何度書いたか!!!)
一番楽しかった試合はアイスダンス
トータルで一番楽しく見られたのは、実はアイスダンスでした。イタリアのギニャファブカップルが、リズムダンスでまさかのスクールウォーズのテーマ曲「ヒーロー」(※もともとはボニー・タイラーの「Holding Out For a Hero」)でトップに立ったり、フリーダンスでイギリスのライラルイスのロッキー?(ボクシングがテーマのダンス)がほぼ完ぺきな演技でグランプリシリーズ初制覇だったりと、本当に見ごたえがありました。
アイスダンスって他のカテゴリと靴も違うのに、なんだあのディープエッジは、ツイズルは!!とびっくりするような技の連発だったし、基本的にアイスダンスはRDで決まった順位がよっぽどのことがないかぎり動かないんですよね…それをひっくり返したライラルイスカップル、めっちゃカッコよかったです。
かなだいの影響で、3年前くらいから真面目に見始めたアイスダンス。彼らのおかげでちょっとだけでも地上波やるようになってたのにな…彼らの引退でまた元の木阿弥ですね…NHK杯はBS扱いだけど、リアルタイム放送してくれてありがたい。
(あ、日本のカップルは最下位でしたね。去年より劣化してたと思います)
席位置(からの眺め)
1日目はスタンドSS席(Gブロック6列目)で、キスクラ側でした。コーチのたまり場?が目の前で、選手が演技中コーチがどういう感じなのか良く見えました。ランビ先生はよく跳んで動いてました中野先生とグレアム先生のコンビコーチは、グレアム先生のほうがよく動くなーとか。フローラン(アモディオ)のグッチ輩コーデwのせいで最初誰だか分らなかったとか。
2日目は後ろだと思っていたスタンドS席13列目ですが、SSスタンド席から列番号は続いていることに気付き、思ったよりずっと前方でしたジャッジ側でほぼセンターで見やすかったです。しかも席が通路側だったので、でかい国旗振りまくれましたww
ブースいろいろ
1日目と2日目のブース位置が変わってました。
本来なら11番にゆまちグッズが売られるブースが出るはずだったのに…なんでなくなったんだよう…。
ちなみに9番では、昌磨さん、草太、友ぬん、高志郎くんのバナータオルが売ってました。あと、友ぬんグッズ(レッドのトートバッグとカップ)も売ってました。
トートバッグ、もう二回りくらい大きいの作ってくれないかなぁ…A3の紙バナー折らずに入れられるトートバッグが欲しいんだよう…。
こんなのもあったよ。たっちゃんと祐奈ちゃんのもあってほしかったけど。龍一くん腰どうなんだろうな。治ってなかったら無理して全日本出なくていいと思う。2年連続全日本不在は寂しいけどさ…。
NHK杯 突然のテクニカルスペシャリストの横暴
んで、NHK杯で何が起きたかというと、シングル競技のジャンプについて突然回転不足を厳しく取り出し、大問題になっています。
つい1週間前の試合では問題視されず、加点されていたようなジャンプが、なぜかNHK杯になって急に踏み切り、着地、ランディングを厳しくジャッジするという、テクニカルスペシャリストの横暴が始まりました。
特にどの選手に対して、ということはなく全選手に厳しくなっていたので特定の選手を狙っていたことはないのでしょうが、なぜ急にこんなことをしたのか、ISUやスケート連盟から全く説明がないのが腹立ちます。
一例として新葉のFSスコア
コンボジャンプはことごとく刺してきてます。
もいっちょ、ヘインのFSスコア
多少調子は良くなかったヘインですが、ここまでジャンプほぼ全部刺されるほど悪いか?って言うと全然そんなことなかった。
こんなことが、今期グランプリシリーズ最終試合第6戦のNHK杯になって初めて起きたんですよ。しかも男女シングルのみ。(ペアは分からない、アイスダンスはいつも通りでした)
さすがの昌磨さんも物申したくらいです。
宇野昌磨、ジャッジに疑問符「すごく厳しかった」「この基準になるなら、ここが僕の限界」【フィギュアNHK杯】
宇野昌磨、ジャッジに疑問符「すごく厳しかった」「この基準になるなら、ここが僕の限界」【フィギュアNHK杯】#宇野昌磨 #NHK杯フィギュア2023 #フィギュアNHK杯 https://t.co/07xQ4vXJzW
— 中日スポーツ (@chuspo) November 25, 2023
急に回転不足(1/4不足)のqが連発されるもんだから、選手たちのスコアもいつもより10点は低いものばかりで、演技後のキスクラがみんなお通夜状態。「えぇ…」という声が何度もラクタブドームに響きました…。
決して昌磨さんの演技は悪くなかった。FSは一位だったし、止まらないシームレスな演技はやはり現在の現役選手の中で別格だと思います。
そんな中、優勝した鍵山くんのSPは持ち越しプロとは言え、こちらも素晴らしかった。コーチになったカロリーナからは「完璧(perfect)じゃなく素晴らしい(Excellent)を目指そう」とアドバイスされてるのを見ましたが、いやいやperfectと言ってもいいくらいでした。優勝文句なしでした。ゆまちやったね~~~!!おめでとう!!!
ゆまちのジャンプは癖がなく、回転不足取られないのも見りゃ分かるよ…ゆまちパパが徹底的に基礎を叩き込んだんだろうね、今後さらに強みになっていくと思う。
ええ加減にせえよISUもスケ連も
自分は別に、ジャッジが厳しくなることに不満はないです。ないけどさ…
なぜグランプリシリーズという試合で、急にNHK杯だけ、しかもシングル競技だけ(ペアは知らん)ゴリゴリ回転不足をとるようなジャッジにしたのか、そしてそれに対してどうして誰も説明しないのか、日本スケート連盟ほか各国連盟は何も疑問に思わないのか、おかしくないですかこれ。
特にグランプリシリーズはポイントランキング制で、ポイントが高かった選手は最後の試合「グランプリファイナル」に出られるんです。
ポイントが同点の場合は、その選手が出た試合で取った点が高いほうが出場になります。
ルールがNHK杯とその他で変わってしまっては、NHK杯に出た選手は圧倒的に不利じゃないですか。
Twitterでも書いたんですが、サッカーで「今日からこっそりゴールポストを右に30センチずらしたよ テヘ」みないなことがまかり通ってるんですよフィギュアスケートのルールでは。しかも事前に説明があるわけでもなく、試合中に「おかしいなこれ」と選手が気付くんです。
フィギュアの世界は見た目の華やかさと裏腹に、裏側は腐りすぎて異臭も出ないくらい腐ってるのでwいつになったらアスリートファーストになるのかなんて願うのが無意味なんでしょうかね…。
そんなわけで、選手はみな頑張っていい演技したのに、テクニカルなんちゃらが全部台無しにしてくれたNHK杯でした。という感想しか残らんw
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