初瀬/豊寿丸 蓮絲恋慕曼荼羅を観てきました

はつせ/ほうじゅまる はちすのいとこいのまんだらと読みます。
というわけで、今日は初歌舞伎!わたくし、テレビで市川春猿を見て気に入り、そのことを知っていたすずらんさんが今回の舞台に誘ってくださり、二つ返事で「蓮絲恋慕曼荼羅」に行くことになりました。
坂東玉三郎演出、主演で、春猿ちゃんも出るとなればねえ、仕事もそこそこに(笑)行くしかないでしょ。

・・・初めて歌舞伎を観た感想としては、従来の歌舞伎と違って、実験舞台のような内容だったせいもありますが、大変分かりやすくて面白かったです。何せ腹違いの姉(初瀬:玉三郎)と弟(豊寿丸:市川段治郎)の禁断の恋、ですから。で、春猿ちゃん出てこないなぁと思っていたら、最後のほうにちょっと出てきて終わりでした(笑)。
あのトシで玉三郎の母親役というのも何だかな、という気もしましたが、そこはやはり歌舞伎役者。声色の使い分けが見事でした。ビジュアル観ちゃうとどうしても春猿ちゃんのほうが若いのですが(爆)声だけ聞いていると、玉三郎は娘(姫)の声、春猿ちゃんは母親の声をしているので、それでいてどっちも男だもんな、すげーなやっぱり、と感動しておりました。そして何より、右近さん(豊寿丸の母ちゃんであり、初瀬の継母)の強烈なキャラが頭に残りました(笑)。この母ちゃんから豊寿丸は生まれねーだろと(爆)。

ま、春猿ちゃんの神々しい女形姿はホントに良かったです。

・・・しかし、どこの劇場に行っても上演中うるさいやつがいるものだ。今日は後ろのおっさんがいびきをかいて寝ていた。寝るなら静かに寝ろ!

で、上演前に和光のチョコレートサロンでチョコパフェを食べ、大変濃厚でおいしゅうございました。
チョコパフェ 1,500円!!

終演後はすずらんさん行きつけのお店でビールを飲み(やっぱ外でマイスター?に注いでもらうビールは旨い!)大変楽しい1日でございました。

劇場内のどこかに、「チラシと違うバージョンのポスターが貼ってある」と聞き、そこで写真を撮ろうと思ったのですが見つからず(笑)。とりあえずポスターの前で撮った写真はすずらんさんがUPしてくださるでしょ、そのうち(笑)。
で、今日はこんなカッコです。やはり歌舞伎、着物のヒトがそれなりにいました(でも洋装が8割くらいでしたが)。

アッシュエルセット? アッシュエルのお着物
羽織、お着物ともに訳有りアッシュ・エルです。お着物はキモノ仙臺屋さんで買ったもの、羽織は西陣屋さんで買ったものです。
羽織は今年のデザインなのですが、たぶん裁縫が荒いのか、それでアウトレットになって安くなっているようです。でもなんか・・・今年のデザインのものの生地って、これまでのものよりちょっと質が落ちてる感じがする・・・厚ぼったいのよね。昨年までのものの生地のほうが、絹らしい光沢で好きだったのになぁ。さて、今後どうなるんでしょ。

お太鼓はこんな
帯はいつもの通り?ヤフオクです。なんか蝶がいます(笑)。髪は和装シニヨンデビューです(笑)。後れ毛ボーボーですが(爆)。

カテゴリ:お着物着ようよ
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