第91回全日本フィギュアスケート選手権大会 観戦記②現地観戦(アイスダンス・女子フリー)

会場に着いたとたん、メインエベント?のアイスダンスFDが開始。

今年は村元哉中・髙橋大輔組を現地観戦できる試合が少なく、大阪遠征したいと思ったのも、かなだいの「オペラ座の怪人」が見たかったからなのです。

アイスダンスFD

オペラ座の怪人マニア(国内外・キャスト・劇団・脚本違いで100回は劇場へ見に行っている)としては、ぜひともかなだいのファントムが見たかった。デニス・テンメモリアルで優勝したあの演目をどうしても生で見たかったんです。

そうでなくてもアイスダンスは地上波テレビでは放送しないし、デニス・テンメモリアルで優勝した快挙などテレビでは気味が悪いほど触れませんでした(テレビ見てないからよーしらんけどw)。

ですがね、隠そうとすればするほど見たくなるのが人間てもんじゃありませんかww

なお「デニス・テンメモリアル」は、国際スケート連盟ISU公認の国際試合です。公式記録として残るし、ワールドランキングの点数にも加算されるれっきとした国際試合なのです。(それを地上波もスポーツ新聞もほぼ全無視って、気味悪いですよね?)

試合を重ねるたびにパワーアップしている、ふたりの「ファントム」。全日本優勝を目標としていたかなだい、とんでもない演技を見せてくれるのかと早くもドキドキ。

今日の座席はジャッジ側ですが「条件付きSSスタンド」なので、メインカメラが3台目の前にどんどんどんっ、とあります。ですがそんなもの気にならないほど素晴らしい演技。そもそも選手はずっと同じ位置で演技してるわけじゃないので、ほとんど邪魔になりませんでした。気になる人は気になるのかもしれませんけどね。

(整氷中)

FDは最後惜しくも転倒。この瞬間スケオタの皆様の胸中は「昨年のようなことはないよね!?」と誰もが神様仏様その他もろもろに祈っていたに違いないw

哉中ちゃんも最後のリフトで「下(大ちゃん)が揺れてんなと思った」と言うとおり、大ちゃんがふらついてたのでガンバレ最後まで持って~~~~!と心で叫びました

前回も足が持たず、レベルが取れなかったので(そもそも、最後のほうにステップ持ってくる構成が他の組ではまずありえないほどハードなのだそうです。それを結成3年目の組に入れ込んでしまうズエワ先生素敵)今回は大ちゃん絶対やりきってくれると思っていましたが、しかし。

アイスダンスは大きな得点源たる「ジャンプ」がないため、RDでついた2位との差、約8点差がひっくり返るようなことは、1回転倒したとしてもまずありえない。しかし昨年の悲劇を見ているとまたジャッジがやらかしてくるのでは、と考えてしまうのも仕方がないです。

点が出るまでの時間がえらく長く感じましたが…ついに全日本優勝!!哉中ちゃん大ちゃんおめでとうございます!!!

日刊スポーツより写真引用

結果としては2位に11点もの差をつけての優勝でした(転倒による―2点があるにも関わらず)。村元哉中・髙橋大輔組、優勝本当におめでとうございました。4大陸・ワールドと出場が決まりましたが、本当に最後まで素晴らしい演技を楽しみにしています。

 

女子シングルフリー

SPはテレビで最終グループしか見ていないので、トータルで誰の何がいい演技だったか分からないですが、現地では坂本花織ちゃんの覚醒したような演技への拍手がとにかくすごかったです。

FS最後のくるくるループジャンプが決まったあと、フィニッシュまで拍手が止みませんでした。フィニッシュ後はノーミス演技を祝うように嵐のようなスタオベ!!

グランプリファイナルで結果が思わしくなかったのが嘘のような会心の演技を目の前で見られて、ほんと幸せでした。花織ちゃんおめでとう

幸せと言えば舞依ちゃんのエアリーなハッピー演技も十分堪能できました。これまでの連戦の中、ほぼノーミスで全日本を終えられて良かったマジ良かった(すっかり気分はおかん)

加点にはならなかったけど果敢に4Tに挑んだりをんちゃん、3Aに挑んだ倫果ちゃん愛菜ちゃんもいい演技をありがとうございました。

表彰式は、花織ちゃん舞依ちゃんが並んで見られて嬉しかった~~

以上、日刊スポーツより引用

 

遠征だと電車の時間気にせず最後まで会場にいられるので、表彰式ものんびりとした気持ちで見られていいですね。

遠征1日目 終了。