このブログ、「つめもよう」もすでに5年くらいやってます。ですので、これまでに書いた記事はもうすぐ1000件、いただいたコメントは2500件を突破しています(多謝!)。
つまり、記事を表示させるためのHTMLファイルが少なくとも1000個はサーバに出来上がっている、ということです。私が利用しているこのさくらインターネットは、サーバスペースもデータベース(MySQL)も他のユーザーの方との共用のため、たぶん私は迷惑をかけているのではないでしょうか(爆)。
何でこんなに遅いんだろう・・・って、あんたが原因じゃないのか(笑)?
そのほか、デザインに飽きたのと、コメントが投稿できませんというBlogお友達の何名かから情報をいただいていたので、ここは思い切って「Movable Type4.1」を導入することにしました。
これまで私はMovable Type3.35を使っていましたので、アップグレードすればいいかな、と思い、やってみましたがやっぱり失敗(笑)。この失敗がこれから「さくらインターネットでMT4.1をダイナミック・パブリッシングで動かす」方法でブログを運営したいと思っている方の役に立てばと思い、メモ書きしておきます。結局、まる2日くらいかかってるよ(爆)。
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失敗したので、結局必要なデータをバックアップしたあと全部削除し、再度新規インストールしました。そのほうが、いつの間にか出来てしまったゴミファイルとかも掃除できていいような気もしますが・・・。
ちなみに、これまで私は「静的構築」(スタティック)をやってました。分かる人には分かると思いますが「1000件も記事があってスタティックなんて狂っている」のです(笑)。再構築、1日経ったって終わりやしませんて(笑)。
これを、「動的構築」(ダイナミック・パブリッシング)に変えたところ、1日経っても終わらなかった再構築が3分もかからず全部終了するようになったんです!
ブログ運営期間が長いなど、記事が多すぎて新しいデザインに替えることを躊躇している方は、ぜひダイナミック・パブリッシングにしてみてください。ウソみたいな時間で再構築が終わります。
かく言う私も最初は「静的・動的」って何だ?と思いました。いろいろBlogをいじくり回して何となくこんな感じで理解しました。合ってるかどうかは別として(笑)。(プログラミング知識はほぼゼロなので)
- 静的:ユーザのアクション(主にリンクのクリックかな?)によって、プログラムが動いたりしない(だから静的?)
リンクをクリック→ファイル(html)を呼び出すだけ(これはプログラムではない)なので、そのリンクがある数(私の例で言うと約1000個)のhtmlファイルが、あらかじめ出来上がっていなければならない(これを作るのが再構築。1000個もファイル作り続けてたら他の共用ユーザーに迷惑この上ない) - 動的:ユーザのアクション(主にリンクのクリックかな?)によって、プログラムが動く(だから静的?)
ユーザがリンクをクリック→呼び出されたファイルをphpというプログラム(って呼ぶのかな)が、今からファイルを作り、それをブラウザに表示させている
だからあらかじめファイルが出来上がっている必要がない。だから再構築がすぐ終わる。
そういうわけで、記事数が多い方はダイナミック・パブリッシングにしてはどうでしょう、と思うわけです。
では、「さくらインターネットでMT4.1をダイナミック・パブリッシングで動かす」ための手順です。
- これまで利用していたBlogのデータバックアップをする
MTには、ブログ記事データ(コメント、トラックバック含む)のエクスポート機能があります。これを使ってデータはローカルにバックアップしておくこと。
その他、忘れがちなのが「画像、写真」関係のデータのバックアップ。
ブログ記事(エントリー)を書いたとき、写真のアップロード方法を「ポップアップ」にしていると、xxxxx-thumb.htmlとかいう名前のファイルが自動で作られているので、それもバックアップしておくこと(zumaはこれを忘れました(泣))。 - MySQLの準備をする
せっかくさくらインターネットでMySQLが使えるのだから使いましょう。
まだ、Berkeley DBを使っている方は、この際MySQLにしましょう。ていうか、MySQLでなければダイナミック・パブリッシングでは動きません。Berkeley DBからMySQLへの以降方法はこちら。私も以前やりました(これは失敗せずできました)。
ちなみに私は、一度データベースのテーブルを全部削除してからMT4をインストールしました。削除は管理ツール(phpMyAdmin)でできます。(さくらインターネットサーバコントロールパネル→データベースの設定 から開けます) - MT4.1をダウンロードする
こちらのECバイヤーズからダウンロードできます。個人で使う場合のみ無償です。 - MT4.1を解凍し、さくらインターネットサーバにアップロードする
- 解凍後、「MT-4.1-ja\lib\MT\App\CMS.pm」の17697行目あたりにある、「Options -Indexes +SymLinksIfOwnerMatch」の先頭に”#”をつけて、コメントアウトさせてください。さくらインターネットでは「Options」機能が使えないためです。
サーバへのアップロード方法は、こちらのMovable Type インストールガイド さくらインターネット編が役立ちます。
- アップロードは、一辺にやると失敗するので、フォルダごとくらいに分けてアップロードするといいです。
とりあえず、今日はここまで。
>>麻紀恵さん
プログラム、私も良く分かりません(笑)。もともと文系ですもの、私。
でも、なぜかパソコンとか、機械をいじるのは好きなんです。テレビの配線とか、家のパソコンの無線LANとか、ダンナではなく、私がやってます(笑)。
zumaさん、凄い!プログラムはさっぱりわかりませんσ(^_^;)アセアセ…
スタティックとダイナミックの違いは良く分かりました。