バンクーバーオリンピックフィギュアスケート男子FS 高橋君おめでとう!

ようやく夜になって落ち着いた(爆)ので記録として残しておきます~。とは言いつつも、まだあちこちのトップニュースで報じられているから、ニュース見るたびに涙が(笑)。

今回はワンセグでも録画しておいたので、ケータイでいつでも見たいときに見られるぞ~(笑)。

しかし、向こうの時間で夜中なんだろうに、銅メダルが確定したあと高橋君が生中継で日本のニュースにあちこち出されて、しかもどのチャンネルでも同じこと聞かれてて少々気の毒ではあったけど、よくやってくれました。本当におめでとうございます!


というわけで、結果です(クリックすると拡大します)。
バンクーバーオリンピック フィギュアスケート男子 結果

まさか、まさかのプルシェンコ銀メダル!
正直、彼の金メダルは鉄板だと思っていたのですが、フィギュアスケートペアフリーで金メダル獲ったSHEN Xue /ZHAO Hongboペアがリフト失敗の痛恨のミスを犯していたのを見て、もしかしてプル様にも失敗があるかも?という思いはありました。

それに、グランプリシリーズ、欧州選手権とプル様見てましたが、たいてい演技を真面目にやってなかったんです。演技を真面目にやらなくても高得点が出ると自信があるからやってなかったのか、それともできないのか分かりませんでしたが、今日のフリーを見て「プル様は演技苦手なんだな」って思いました。

たぶん、体力的にキツくて演技できないのかもしれません。
でも彼のおかげで、このフリーで4回転ジャンプを試みた選手が9人いました。そのうち4回転と認定されたのが高橋君を除く8人、成功(転倒したり手を着いたり、よろめいたりなどの、マイナス点がない)のが赤字の3人。

  • Tomas Berner
  • Adrian  Schultheiss
  • Jeremy Abbott
  • FERNANDEZ Javier
  • JOUBERT Brian
  • 小塚崇彦
  • LAMBIEL Stephane
  • PLUSHENKO Evgeni
  • 高橋大輔

(なんで高橋君だけダウングレードなんだよ・・・・・(怒))

ジュベール、プル様は2回跳ぶと公言していたのですが、結局2回跳んだのはランビエールだけでした。それだけリスクの高いジャンプだということ。

でも、それを失敗しても演技でカバーした高橋君、本当に素晴らしかった!!まだ、「道」の音楽が耳から離れないくらいです、ええ。
よく選手生命さえ危ぶまれるような怪我をしてここまで復活したものです。感服しました。

ライサチェクのSPは鳥肌たったくらいだし、FSも素晴らしかった。4回転で稼げる点を別のところから確実に獲る、それが彼のやり方ならそれで良いと思いました。

昔、伊藤みどりがアクセルを決めて「女子フィギュアはジャンプの時代になる」ところを、確かカタリーナヴィットが「芸術性がなければだめだ」と芸術性で勝負して勝ち、歯止めをかけたように、プル様とライサチェクの戦いもそんな感じがした。
でもやっぱり、見るものが感動するスケーティングしてくれないと、つまらないよね。それが芸術性による感動であろうと、クワドジャンプによる感動であろうと。

だから、GOEなどというジャッジの主観で異常な点が入り、なんでそんな点が出るの?!というジャッジをホントにやめて欲しい。審査員にウケが良けりゃ、演技が平凡でもジャンプが簡単でも正確にやってりゃ「あーら綺麗ねぇ、じゃあプラス1」なんてやってて点が出るなんてつまんないんだよ!おかしいんだよ!!

あ、脱線した(笑)。

織田君も不運だったね。
あのひざの柔らかいジャンプの着地が本当に好きで、私は彼が一番4回転成功率が高いだろうと思っていただけに、不調と不運が重なってしまったねえ。もう彼には神が十分な試練を与えたと思うので(笑)、まずは世界選手権で調子を取り戻して欲しいなと思います。

小塚君は、とにかくクワド認定おめでとう!と思いました。
同じ先生についてた中野友加里ちゃんがオリンピック逃した分も頑張って欲しいと思ってたので、クワドで着地したときはTV前で号泣(笑)。今回のFSで一番涙したのはここかもなー。
まだ20歳だし、今回の男子枠3人を獲ることができた立役者ですから、もっともっと伸びて欲しいよね。

3人の出場枠を獲り、3人とも入賞したのは日本だけですから(あと3人出てるのはアメリカで、アメリカは入賞2人)ほんとに、誇っていいと思います、うん。

まああとは個人的なファンとして、ランビエールにメダル獲って欲しかったなーと、ライサチェクの代わりにさ(爆)。
彼はフリーで3位だったけど、欧米選手権で見たときの演技のほうがずっと良かった。トリノ銀メダリストであっても、やっぱりオリンピックって魔物がいるんだね。

まあ、あとは何でジョニーがあんまり評価されないんだとか(なんで演技点が全部7点台なのだ)、パトチャンのあんなのファントムじゃねーとか(ミュージカル100回以上見ているから断言する(爆))高橋君のスピンやステップが何でレベル2なんだとか、言いたいことはあれど、やっぱりいろいろと感動する大会でした。

次は女子ですね(その前にアイスダンスがあるけれど)。
まだ滑走順が決まっていないのですが、決まったらまたダラダラと書こうと思います(笑)。