ミュージカル『ラブ・ネバー・ダイ』日生劇場

久しぶりのミュージカル観覧でした。

確か何年か前に石丸幹二さんで見てるはずなんだけどブログ書いてない結構良かったんだけどな。

今まで、何度この人の四季のオペラ座の怪人見たいと思ったか、と思っていた念願の市村正親さんがファントムです。

市村正親の爺さんファントム

うーーーーん、期待が大き過ぎたのかもう時間が経ちすぎたのか、イッチー歳とったな、しか感じなかった

だってもう76歳だもんな…

この歳であの歌声出せることは驚異的なんだけど、やっぱり声量落ちてるし息切れしてるし、歩き方も少々ヤバい。この舞台は上下の高さを利用するシーンが多いので、その坂を登るファントムの足元のおぼつかなさ怖いよコケやしないかとそればっか気になって芝居が入ってこない

グスタフ(子)は孫にしか見えないしとにかく一挙一動がトロイんで、もう舞台俳優は引退した方がいいと思った。これまで若い役者のファントム沢山見てきてるからこそ、そう思う。

歌はうまいっすよ上手いんだけど…年齢ゆえか全部浪花節っぽく聞こえるしイッチーだけお笑い風味になってしまう。

前作がファンタジーだったのにこの続編は急に現実的な話になってるからこそ(ラウルが酒浸りとか借金がどーとかメグの横恋慕とか)浪花節が入ると、品のないミュージカルになってしまうのよ。

てなわけで結構ガッカリして帰ってきましたスタオベ出来んくらいにはな。

なお、笹本玲奈ちゃんはクリスティーヌめっちゃ良かったよ。

2月にまた石丸幹二さんで見る予定。

 

 

カテゴリ:実は芝居好き