以前からずーーーーーーーっと気になっていた、上野の森美術館で開催されている「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」。
んがしかし、行った人によるとものすごく混んでいるらしい(平日でも)。50分待ちだの80分待ちだのと聞く。
そこまでして並んで見るのもなぁ…ラーメンだったら並ぶけどなどと思いながら「連休明けの火曜日に行ったら空いてるかも」と思い、11/4の10時半ごろに上野着で見に行くことにしました。
最初間違って西洋美術館の方へ行ってしまい、慌ててUターン。
着いてみると
予想よりずっと少ない。しかも、おお、今日は10分待ち!それくらいなら待てる!と思い、正味5分ほど待ったところで中に入れました。これくらいなら中で並んでてもそこそこ見られそう!
中に入ると、そこそこ混んでましたけど「神楽坂きものフリマ」の超コミコミの時間帯より空いてました(※身内ネタですみません)。急がなければ間近でじっくり見られるほどでした。
西洋画と違って大きな絵がないので(だいたいA4サイズが多い、油絵とかじゃなくて版画だからね)近寄らないと見づらいものも多々ありましたが、それでも見ることはできる程度の混雑でした。
一緒に行った旦那はこれでももう「人混みが嫌」だったらしく、ショートカットでどんどん先へ行ってしまいました。
私は風景画はあまり好みではなく、人物画とか動植物の絵の方が好きなので、有名な「富嶽三十六景」は遠目から見て(笑)吉原遊郭の絵とか花鳥版画ばっかり見てました。
主に「こんな簪欲しいな」とか「こんな柄の着物あったらいいな」とか「鳥かわいい」とかそんなんです
最後に北斎でない人の絵で締めくくる展示がなんとも面白く(娘さんの描いた絵がすごかった)満足して終了。
気に入った絵の絵葉書をだーーーっと選んでいたら15枚ほど選んでしまい、1枚110円なので、それだけ絵葉書買うなら図録買ったほうがお得なんじゃないかと気づき
図録を買いました!(2400円)あとどうしても欲しかった花鳥版画の絵葉書を3枚。うん、やっぱり図録いい!吉原遊郭の絵、じっくり見ます!
北斎の娘、葛飾応為の肉筆画もありました(下図)。
親がうまいと子もうまいんだろうか。すっごい綺麗な絵でした。何でもボストン美術館のものは保存状態が良いので色なんかもはっきり出ているものが多いらしい。他の浮世絵もわりかし華やかな色合いのものが多かったです。(実際の刷り上がり時はド派手だったんじゃないかとも言われてますよね)
真ん中のお姉ちゃんのかんざしが気になって、こんな風に挿してもいいのかな、とかこうやって結ってみたいなとか思いました。
無事見終わり、せっかくの上野だからと「国宝展」も行こう!となったのですが・・・・。
3連休明けの火曜日で、美術館博物館、全部休み(笑)。この北斎展だけもうすぐ終わりなので開館していたんですね。ど~りで人が少ないわけだ。
仕方ないのでもう一つ予定していた美術館のある汐留へ。
こっちは打って変わって西洋美術です。「ジョルジョ・デ・キリコ -変遷と回帰-」へ行きました。新聞屋さんでチケットもらったんで。
サブタイトルにあるように、ピカソやダリのような、いわゆる「よくわかんない」絵です(失礼な)。こういうのを「形而上絵画」と言うらしいですね。
形にできないものを絵にするという、それ聞いただけで頭ン中????となりそうなんですが。
でも自分の自画像や奥さんの肖像画等はまともな写実的な絵画で力強く、迫力のある絵でした。
しかしなーほんと分かんないです(笑)。不安定な、不整合な不条理な意味不明とでも言うのかな。部屋の真ん中が水浸しになってて、船が浮かんでて、そこに神?が乗ってて旅行から帰って来たらしいんですが(ヒッポカンポス)。ドラえもんのどこでもドアで帰って来たのか?という構図だったり。
パナソニックの社屋内にあるミュージアムなのでそんなに広くもなく、数も少なかったのですが、よく分からないのでw少量でちょうどいい感じでした。
すぐ近くに鉄道博物館もあり、行ってみたのですがこちらも何と休館日orz
ま、目的は北斎展だったので、それだけちゃんと見られただけでも良かったです!
帰りに新橋駅前のヤマダ電機で、旦那が思いがけなく安いプリンターを見つけ、マクドナルドで「必要かどうか」を会議したあと(笑)購入。思いのほか重たかったのでそのまま電車に乗って帰りました。
現在、プリンター置き場を作るべく旦那掃除中。接続設定は私の役目(笑)。
ちなみに昼は食欲の秋!ってことで
銀笹ラーメンへ行きました。さっぱりしているのに旨味がおいしいラーメンでした。次行ったときは「鯛めし」も食べたい。
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