群ようこ「きもの365日」読みながら

ダンナが図書館から本をもらってきました。あたしがお着物にハマっているのを知って、群ようこさんのきもの365日を。
注:ここの図書館では、不要になった本を持ってきて、他の人がその本を気に入ったらもらって帰れるコーナーがあるのです。決して図書館の本を持ち出したわけじゃありません。念のため。

この本、群さんが365日着物を着て過ごしてみようという企画に挑戦したときのことが日記形式で書かれています。まだ1月分しか読んでないのですが、結構面白いんですよぉ。お着物を着るついで?に(いや、逆だと思うが)小唄も習い始め、そのつど着物のコーディネートで悩んでいる様子とか、着物だと飼ってる猫が寄ってこないとか、白足袋の親指の付け根のところが鼻緒の色移りしてしまって草履に八つ当たりとか(笑)久々に洋服を着たらパンツがきつくなっていたとか(着物は自分で合わせるから太ったことに気づかなかったらしい)。自分の今の境遇に似ているのが何とも共感できて自分のことのように笑ってしまうんですね。

【特価品】ポリエステル 二部式襦袢また、逆に役立つことも。
唄の師匠という方は、生まれてこの方ほとんどを着物で過ごしていらっしゃるそうで、でも愛用しているのは「うそつき」だとか、冬の防寒対策には登山用の下着が暖かく通気性もいいとか、初心者には目からウロコなことが書いてあったりして、まあエッセイだからすぐには読めないけれど、実用的なこともちょっとはあるかもしれません。

そういうわけでさっそくうそつき(二部式襦袢)の激安があったので購入。やっぱり師匠でも長襦袢ではなく便利な二部式を着たりするんですね。

カテゴリ:お着物着ようよ
タグ: