地毛結い日本髪(文金高島田)実演会

今日は、いろいろな顔をお持ちの(べつに変な意味ではない)染乃さんによる、日本髪を地毛で結う実演会にギャラリーとして参加してきました。

本日は、美人結髪師:染乃さんとでもしておきましょうか(笑)。
おしゃべりや形の説明など、手を止めながらの実演だったので、着付け含めて4時間ほどかかりましたが、日本髪ってやっぱりすごいよなーって思いました。
誰が考えたんでしょう、こういう結い方を。

それでは実演スタート!
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

こんなにたくさんのギャラリーが。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

前髪を結うときは、花嫁さんに手伝ってもらいます。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

つけ毛を付けます。人毛で、50cm以上あるものがいいとか。今は中国人や東南アジア人の髪が多いそうです。日本人の髪、どっかにないかな(笑)。ですので、自分の髪は鎖骨くらいまであれば文金高島田は可能です。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

アタマに載せる部分はお手伝いが一人必要です。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

キレイに整えて・・・・
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

横をふっくらさせます。日本髪はヘアピンなど使わずこういう形に仕上げるので、相当な技が必要です。びん付け油(だっけ?)大活躍です。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

ひととおり済んだら本着付け。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

着付けが終わったらかんざし?を挿して・・・
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

お化粧して・・・・紅が入ると大変美しい花嫁さんが出来上がります。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

完成~。
祝言の場では、まず黒留を着るのが本来の花嫁姿。このあと、お色直しで生まれ変わったという意味合いを込めて白無垢になるのだとか。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

撮影会はさながら記者会見のよう!(笑)
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

美人結髪師 染乃さんと花嫁さん。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

最後に角隠し~。これを見ると、ああ嫁ぐのね、という気分が高まります(笑)。
地毛結い日本髪【古典花嫁・文金高島田】結髪実演会

こんな感じで、おしゃべりしたり、和学者の円(えん)先生の面白いお話を聞いたり、どらやき食べたりしながらの楽しい時間となりました。

花嫁さんとも写真撮りましたが、私のデジカメには入っていないので、あとで誰かのブログからいただいてきます(笑)。

着物友達と一枚
花嫁はいませんが、皆で。

黒留の花嫁さん(モデルはKちゃん)
モデルのKちゃん。私も結婚式やってないんで、40になる前になんかこういうのやっといたほうがいいかな(笑)。

あ、やりたいなと思った方は染乃さんまでどうぞー。着付け、髪結い後、プロの方にスタジオ撮影もしてもらえますよっ。

===覚書===

今日のかっこー。ポリのニセ紅型と、神楽坂フリマで買ったラブリー帯。この帯意外といろんな着物に合って重宝してます。


髪は、「肩に付く長さがあれば誰でもできる(らしい)和装ヘア」です。このヘアにあう扇形のかんざし欲しいなー。
(ちなみにアタマに付いてるのは、きものの喜でもらった扇形かんざしに、スワロフスキーを貼ったもの。ぎらぎらです(笑)。)

染乃さん、お疲れ様でしたー。ピンもゴムも使わない日本髪を結うって、匠の技って感じでかっこよかったー!

というわけで、一緒に写真撮ったりおしゃべりしてくれた皆様、ありがとございました。
桃ちゃん遅刻してごめんなさい・・・・。

私はこれからフィギュアスケート アメリカ大会(バンクーバオリンピックのアメリカの代表選考会)見ます(笑)。

カテゴリ:お着物着ようよ