昨日のBEYOND the FINAL大千秋楽公演の興奮も冷めやらず、今日はなんとネイサン・チェンの出版記念イベントに参加しました。
ただのトークイベントのみならず、ネイサンから直接サイン入り本の手渡しと、さらにツーショット写真が撮れるという、ネイサンファンなら天変地異が起ころうとも参加したいイベント!!
北京五輪も無観客で開催されていたし、ネイサンを間近で見たい人は相当数いるはず。
出版元の株式会社KADOKAWAさんからのTwitter告知がチケット販売2日前だったので(それがネイサン来日10日前)ネイサンファンTwitter民がざわつきました(イメージです)。
こちらもまさかチケット取れるなど思わず(だってbotじゃない確認の「自動車を選べ」とか「横断歩道を全部選べ」とか、3回もやったので絶対時間切れになると思ってた)とりあえず会員登録などの準備はしておき、いざ販売時間!
奇跡的にチケット購入ができてなんだか申し訳ない気持ちになりましたが(そりゃネイサン大好きですが、もっと大好きな方は多々いると思うし、北京五輪直後のSOIを最前列で見てネイサンはもうこれで満足したことにしよう!と区切りをつけたつもりでしたので)日本のファンはおかしいと思われないような若作りに留めてw参加してきました。
(それに、どうめかし込んだところで、世界で美男美女を見ているであろうアスリートは目が肥えているだろうし)
ちなみにチケットは10秒で完売したそうです。
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⛸️❗️緊急開催❗️⛸️
\北京五輪フィギュア金メダリスト
ネイサン・チェン選手のトークイベントを7/18(火)18:15〜より緊急開催します❗️おかげさまで来場チケットは開始10秒ほどで即完売。現在はオンライン配信のみを販売しています
⬇️詳細は以下をご確認ください⬇️https://t.co/N7bduznc6U
— ほんだ(編集者) (@asekkaki) July 9, 2023
会場は「神楽座」
会場は角川ビルの住所しか書かれていませんでしたが、角川さんが試写会やトークショーなどやるときに利用するミニホール「神楽座」での開催でした。
…ここ、100人ちょっとしか入れないんですよ。日本のネイサンファンなんて軽く見積もって10000人はいるでしょうし、もっと広い会場で~!と思うのですが、ネイサンも10000人とツーショット撮るのはキツいだろうし、でも次あればぜひ武道館でと思わずにはいられません(それならショー見ろよ、って話でしょうかw)
どうやら来日してここへ直行してくれたのでしょうか。ラフな格好のまま100冊にサイン!ほんとにありがとうございます!ネイサン100で精いっぱいだったのかもしれません。
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⛸️❗️もうすぐスタート❗️⛸️
\7/18(火)18:15~ #ネイサンチェン 選手のトークイベントですが、無事にリハーサルが終わり、心のこもったサインも入れていただきました✒️このあと皆様お一人お一人にネイサン選手ご本人よりお渡しさせていただきますいよいよスタートです#ネイサン出版イベント pic.twitter.com/MDx0HxpwDz
— KADOKAWA翻訳チーム (@kadokawahonyaku) July 18, 2023
(自分の席からはこんな感じで見えてました。わりとネイサンの正面!!)
トークの内容
ほとんどが、自伝に書かれている内容に沿った話をしてくれました。
なぜ自伝を書こうと思ったのか(物語風に自分の人生を書くのは楽しかったそうです)、コロナ禍でのオリンピックはどうだったか(元々選手村はセキュリティ厳しく一般人が出入りできないので、それほど違いはなかったとか)など、通訳の平井美樹さんが、通訳界?ではブラックリスト入りしている早口長文ネイサンの英語を流暢な日本語にして話してくれました。(ちなみにパトリック・チャンもリスト入りしているそうですww)
またこの平井さんがスーパー通訳で、もともとフィギュアをやっていたこともあるのか選手への愛が半端なく、硬すぎず柔らかすぎずの日本語がとても分かりやすい。言葉に長けてる人はすごい!!です。
ネイサン、何度もappreciate(感謝する)って言ってた気がしますが(早口なので全然聞き取れないww)昨日のBEYONDでも真央ちゃんは最後のあいさつで何度も感謝しています、とともすれば泣き出しそうな顔で伝えてくれてました。
やはり世界で愛され活躍する世界チャンプは、感謝する気持ちが当然のようにあるんだなーと納得してました。
質問コーナー
とにかく時間がなくて(笑)事前に募集したネイサンへの質問をいくつか。大半は「今後のこと」を聞く質問だったそうです。
(はっきり覚えてませんが、大学に行ってるので…というようなことを言ってた気がする)
そうなんだよね、ネイサンイエールの医学部大学生なんだよね。なんだこの超人は。
それと、配信を見ている方に向けて「みなさんみてますか あいしています」と日本語をしゃべってくれました
好きな日本語があったら教えてほしい、と質問した自分にはとてもうれしかった!!ネイサンの日本語聞いてみたかったので!
さらに「ネイサンはイケボと言われているのを知ってるか」なんて質問も。平井さんはセクシーボイスと翻訳なさってました。
(個人的には、クール&セクシーボイスかなーと思ってます)
なおネイサンは自分の声好きじゃないそうです。留守電などで自分の声を聞くのが嫌だとか。
最後に司会者特権?で(いやいや、もっと特権使ってください平井さん)平井さんからネイサンに質問。ネイサンが実践していることで、みんなにもお勧めしたいことがあればと。
その日嫌なことネガティブなことがあっても、寝る前に楽しかったこと良かったことをビジュアライズしてから眠ると良い、とのこと。
自伝の中でも、
平昌であの結果になったときは「問題は自分で解決しなければいけない」「メンタルなんて関係ない、練習だけ」みたいな思考に陥っていた。メンタルトレーニングの大事さに気付き、問題が起きたらだれかの手を借りてもいいと思うようになった。
というようなことが書いてありました。就寝前のイメトレもメンタルトレーナーから教わったことで、ネイサンにはとてもいい効果をもたらしてくれたようです。
今やメンタルトレーニングはアスリートには当たり前ですものね。
これを聞いたネイサンファン、Twitterには「今日から私も寝る前に実践します!」と多数の宣言民が出ました(笑)あ、私もですww
撮影&スクショタイム
ネイサンから目線もらおうと手を振ったのですがうまく撮れませんでしたw
そしてサイン本お渡し会とツーショット撮影会
こんな千載一遇の機会、今後もうないと思うので何かしらを伝えたいとは思ったのですが、どうせネイサンを至近距離で見たら緊張で何も言えないと思っていたので(英語もできないしなw)、紙に印刷していきましたww
とりあえずネイサンと声かけて紙見せて来ました(oh~とか返事してくれてました)。
何を書くかも悩んだのですが、もう来日してくれただけでありがたいのでそう書きましたw
(この夏一番の酷暑、東京37.5度とか人の発熱レベルの日でしたしね…日本特有の蒸し暑さ、大丈夫かしら)
皆さんいろいろ考えてらして、ピースしてもらう方、お手製バナーを持っていただく方、指ハートお願いする方…素直にやってくれるネイサン、なんだかとても末っ子らしくかわいかったです(さっきまで大学生とは思えない、しっかりとしたビジョンと言葉で話してくれて、なんて大人なんだろうと思ったのに)
終了後
サイン本は大事に保管しておこうと思います。(すでに1冊買って読み終えてます)
浮かれて帰ったせいで、途中電車内で日傘をなくしましたwww柄がステッキのようにカーブしてるので、どこかにひっかけてそのまま落としてきたかな…
(いつも帽子なので日傘めったに使わないんですけどね…ネイサンとツーショット撮れた記念?に新しい日傘買おうと思います)
(神楽座入り口 ネイサンのポスター貼ってありました)
ワンジャンプを読んだ感想
自伝というにふさわしい、本当にネイサンの人生が詰まっている本だと思いました。
生い立ちから北京五輪での金メダルまでの軌跡が、翻訳本にありがちな難しい文ではなく、割と読みやすくするするといけました。
(翻訳された方ももれなくスケオタさんらしいですw)
自分が目からうろこだったのが
「もしかしたらできないかもしれない」ということは「もしかしたらできるかもしれない」ということ
の言葉でした(これもメンタルトレーニングの一環)
ネガに考えずポジに転換することでいい方向にもっていけるということなのですが、割と物事をネガに捉える自分には新しい発見でした。
そうだよね、もしかしたらってことは、できる可能性もあるんだもんね、なるほど、と。
自伝もかなりの長文ですが(笑)自己啓発本より私はネイサンの自伝を選びますね
そして、ネイサンもさることながらネイサンママのすごいこと!!
チェン家は5人きょうだいなのですが、5人全員優秀なんですよね。お姉さんが研究員だったり(コロナ対策はお姉さんから聞いて万全にしていたそうです)きょうだいみなチェスが強かったり。(確かチャンピオンもいたはず)
貧しかったけど、ネイママは奨学金制度などを見つけてきてみんなが望むことをできるようにしてくれたり、ネイサンのスケートのコーチしてくれたり、ありとあらゆる手段とつてを頼って「お金が理由で子どもたちのやりたいことが制限されてはならない」と、東奔西走していたそうです。その代わり、やるからには全力で!できなかったときは、なぜできなかったかをきちんと考えて、というポリシーで取り組むよういつも言っているそうです。
ネイサンがあれだけママに感謝という理由が手に取るように分かります!だってママも超人だもの!
ネイママの子どもの育て方バイブルとか出版したら売れそうまじすごいお母さんです。
自伝を読んで、もうおそらくネイサンは競技には戻ってこないかなと思いましたけど(ネイサン自身、やりたいことが他にもたくさんありそうだし、股関節のケガもずっとついて回るでしょうし)日本のレジェンド高橋大輔のような例もあることだしネイサンにまた競技に戻りたいな、という気持ちが芽生えたらぜひお願いしますね、と極東の一ファンは思うのでした。
最後に
急遽とは言え素敵なイベントを企画してくださったKADOKAWA様、通訳の平井様、そして快諾(たぶんw)してくれたネイサン、本当にありがとうございました。
来週はTHE ICEが始まるんですよね。暑さとケガとコロナに気を付けてスーパーパフォーマンスを楽しみにしています!(※自分は見に行かれませんが)
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