自分で絹の着物を洗ったら

昨日の「着物ランチ」、雨だから絹の銘仙はやめようと思ったんですが、もう一方の候補だった浴衣小紋(小紋柄の浴衣です)と前日に着比べてみたところ、絹の銘仙のほうが涼しかったので(笑)結局銘仙に。
当日はこの銘仙、皆さんに面白がられて(笑)良かったんですが、場所は三渓園。雨が降り続いていたために地面がぬかるんでおり、歩き方に難のあるあたしは当然?泥はねが付いてしまいました。

アンティークものであるがゆえ、箪笥にしまいっぱなしであろう着物だったため、そして湿度の高い(昨日は89%)日ときたもんだ、自分が樟脳くさい(爆)んです。周りの皆さんはもっと臭かったかもしれません。ごめんなさいホントに。

そういうわけで、絹の銘仙着物を洗うことに(爆)。
着物 ドライ洗い

結論:

絹は自分で洗ってはいけない(爆)
洗ったあと

やっぱり、100%モトに戻すのは不可能だし、洗ったからと言って、キレイに臭いが取れるわけでもなし。ぶりねえさまに教えていただいた「みょうばん水」ですすぎましたが、長年のナフタレンには勝てませんでした(爆)。

しかも乾く前は、「実はこの着物、樟脳でできてんじゃないのか」というくらい、着物から樟脳の臭いが立ちこめ、とてもじゃないが部屋干しなんかしてたらナフタレン中毒になりそうでした(笑)。
おまけに、泥はね汚れすら落ちていませんでした。

さすがに、洋服はセルフクリーニングができるようになっても、着物は(特に昔の古いものは)専門の方にお任せしたほうがいいのだなと思いました。そのために悉皆屋さんがあるのですからね。

とはいっても1,500円の着物なので(笑)そう悔いもないのです。1回着て満足もしたので。とりあえずアイロンかけて7割くらいはモトに戻ったので、あと1回くらいは着ます(笑)。

そして、やっぱり単は薄い色が欲しいなぁと思ったzumaでした。二部式着物、第3弾もありえまっせ(爆)。

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